syamaguchi0730のブログ

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エクストリーム幼児教育~早期教育の弊害編①~生きた体験!

お久しぶりです!
昨日、ご紹介した山口創さんの「子供の脳は肌にある」で、共感性や心の優しい子にするにはどうしたいいのか?と言うところを具体的に見ていく前に、「早期教育への弊害」として、なかなか厳しいことを言われていたので、自分への戒めも踏まえて、面白いな~と思ったところを部分的に紹介したいと思います!
 
◎早期に知識を詰め込む学習の弊害①~抽象的な考えをする前に生きた経験が必要~
 
もともと知識と言うのは、まず目の前の具体的な物事に関する知識が身について、そこから抽象的な知識が発達していくとのこと!
順序があるんですね、知らなかった~( ゚Д゚)
 
スイスの心理学者ピアジェの観察では、7~12歳くらいまでの時期は「具体的操作期」とよばれ積み木などの目の前の具体的な物事の操作なしには計算などの抽象的な物事の操作なしには計算などの抽象的操作がうまくできない。12歳以降の「形式的操作期」になると、目の前の具体的な事物がなくても抽象的な言葉や数字の操作ができるようになると言われています。
 
つまり、知識と言うものが本当に生きた知識として身に付くには、まず何らかの具体的で情緒的な物事の操作を通じての感覚・感動を伴う必要があると言うことだそうです。
 
目の前で起こった事実に通じて「そうなんだ!」「おもしろい!」と目を輝かせるリアルな体験が感情や感覚を伴って得た知識と言うのが、生きた知識としていつでも引き出すことが出来ると言うことです!( ゚Д゚)
 
家や塾の中で引きこもって勉強ばっかりしてないで、色んな所におでかけして、本物を体験した方が良い!というのはこういうところからきているんですね( ̄▽ ̄)
 
また上記では、12歳あたりが抽象的思考が出来るかの分かれ目と言われていますが、この年齢はもっと低いともいわれてます。
 
 
ちょうどそれが、所謂お受験の時期くらいにくるらしく、お受験の試験科目はもちろん抽象的な思考を求められることがたくさん出てくると思いますが、これが子供によって抽象的思考ができる段階になっているのか発達に違いがあるため、潜在的にはそうした抽象的思考もできる能力があったとしても、まだその段階にきていないと成績が悪いと言うことになってしまいます💦
 
 
具体的操作期なのに無理やり抽象的なことばかり勉強させても効率が悪いばかりか、抽象的思考の基礎ともなる具体的操作の体験が疎かになってしまいますね( ゚Д゚)
 
ですので、子供がいまどの段階にあるのか観察することは大切ですし、まずは実体験を伴った生きた知識を得ることが大切と言うことは覚えておきたいですね!!
 
私もPちゃんがもう少し大きくなったら色んなところに連れていきたいと思います(; ・`д・´)
 
では!また!
 

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