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もっと早く知っておきたかった!赤ちゃんの夜泣き、寝かしつけ  ~夜泣き・寝ぐずり対策編(生後0~2か月)~

今回は、私の子供の寝かしつけに早速取り入れてみよう!と妻に提案したい具体的な夜泣き・寝ぐずり対策について紹介したいと思います。今回読んだ以下の本には、幅広い年齢の子供への対応が紹介されていますが、私達の子供(Pちゃん生後0ヶ月)に合わせて主に新生児の子供の夜泣き、寝かしつけについて書いていきたいと思います。

◎家族そろってぐっすり眠れる医者が教える赤ちゃん快眠メソッド

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前回の記事で紹介したフランス流と同様、本書でも赤ちゃんが「1人で寝つくスキル」を身に付けることが大切と紹介されています。また、子供がそうしたスキルを身に付けるには、赤ちゃんが夜泣きや寝ぐずりをした時のママ・パパの対応が重要とのことなんですね。

  

私はこれまで、赤ちゃんが夜泣きしたらすぐに駆け付けて抱き上げてやること、一度起きてしまった赤ちゃんがよく眠れるように授乳やミルクをあげて沢山抱っこして落ち着かせてやることが親の役目だ!と思っていたのですが、こうした対応は逆に夜泣きを増加させ、子供が1人で寝つくためのスキル獲得の邪魔となってしまい逆効果だと言うことが科学的に証明されていると言うことでした。(な、なんと!)

 

 

また、こうしたママ・パパの手助けに赤ちゃんが慣れてしまうと本来、赤ちゃん自身で学習して1人で眠れるようになっていたのに、逆に親の手助けなしでは眠れないようにしてしまい、夜中に目を覚ますと親の手厚い寝かしつけを要求するようにしてしまうとも指摘されていました。

 

 

私自身、良かれと思って寝不足にまでなってしていたことが逆に赤ちゃんの睡眠や1人で眠る学習の邪魔になっていたなんて。。。大変ショックで膝から崩れ落ちそうになりましたが(泣)、早く気づけた分挽回も出来ると切り替えていきましょう!

 

それでは早速、本書で紹介されていた夜に赤ちゃんが泣き出した時の具体的な対策について紹介していきます!夜泣きと寝かしつけは以下の≪ステップ1~3≫です!

 

 

 

≪ステップ1≫ 30秒~2分間様子を見る

これが一番大事なのではないかなと思いましたが、赤ちゃんが泣きだすと親は誰でも不安から抱きかかえてあげたくなってしまいますが、ぐっと堪えて「待つ」ことが大事らとのことです。生後1か月未満なら30秒程度、1か月以降なら1~2分程が目安とのこと。赤ちゃんが泣きだしたら1度深呼吸をして「待つ」ことを頑張ってみましょう(フランス流でも全く同じ指摘がされていました。フランス流では、赤ちゃんの月齢にもよるとは思いますが、長いときは5~10分待つこともあると書かれておりました)。

 

低月齢の赤ちゃんは夢を見ていても体を動かしたり、目を開けたりすることがあるそうです。その時に寝言であっても泣くことがあり「ふえーん」と小さい声で泣くのではなく、突然「ぎゃー」と大声で泣き出すことだってあるようなので、それに驚いて抱き上げてしまうと、そのせいで本当に目を覚ましてしまいます。

 

 

また、赤ちゃんの泣き声を聞いているとつらい気分になって一刻も早く泣き止ませたいと思ってしまいますが、親が「なぜこんなに泣くのだろう」と不安に思っているとその気持ちが表情や態度に表れて赤ちゃんも不安を感じて眠れなくなってしまうこともあるそうです。

 

 

最初は難しいとは思いますが、赤ちゃんが1人で眠れるようになるのを教えてあげているんだと言う気持ちで、勇気を出して「待って」みましょう。

 

 

本書でも紹介されていましたが、実際に赤ちゃんが泣きだしたら腕時計など使って時間を測ってみると、まだ10秒しか経ってないの!?と、状況を客観的に見られるようになるので少し落ち着いて対応出来るとありました。是非、試してみましょう!

 

 

 

≪ステップ2≫ 泣いている理由をさぐる

①うんちしている?

②暑すぎ、寒すぎ?

③どこかを痛がったり?体調が悪かったり?

④お腹が空いているかな?

本書では、上記の≪ステップ1≫を試してみると、実は待っている間に自然と泣き止み、寝てくれる子供が多いと書いてありましたが、≪ステップ1≫でもまだ泣き止まない場合、≪ステップ2≫の泣いている理由を探してみましょう。以下はそれぞれのステップの補足です。

①うんちをしていなければ夜中はおむつを替えなくても大丈夫。

②頭や背中に汗をかいていたら暑すぎる、腕や脚が冷たくなっていたら寒すぎる、と言うポイントで確認しましょう。

③生後1か月までは特にお腹が張って苦しくなってしまうことがあるので、ガスがたまって苦しそうなら円を描くようにお腹をマッサージしてあげましょう。

④お腹が空いているしぐさ(口に触れるものを吸う。乳首を探すように口を開けて首を動かす等)をしている場合は、母乳・ミルクをあげましょう。しぐさがよく分からない場合は前回に母乳・ミルクを与えてからの間隔で考えましょう。例えばミルクだったら3時間経っているかなと言う確認になります。

 

 

上記の①~④を順番にチェックしていき、当てはまったらそれぞれの対策をして、お布団に下してあげましょう。その後、≪ステップ3≫の寝かしつけに進んでください。

 

※例えば①~③のいずれも該当しなかった場合は、④のお腹が空いているしぐさを観察して、しぐさが見られず前回の授乳・ミルクから3時間程度経っていなかったら、授乳・ミルクはあげずにステップ3に進むことになります。 

※生後3週間を超えていて、日中に十分栄養がとれて成長発達に問題がなければ、基本的には赤ちゃんを起こして授乳・ミルクを飲ませる必要はないとのことです。

 

 

≪ステップ3≫段階を踏んだ寝かしつけ

①声かけ:「ねんねだよ」「大丈夫だよ」など短いセリフを2つ決め、声をかけます

②とんとん:胸のあたりをトントンするか、頭や手足をなでなで

③抱っこ:座ったまま抱っこします

④ゆらゆら:抱っこして、部屋の中を歩いたり、小刻みに揺らしたりします。

⑤(やむを得ない時)授乳・ミルク

上記①の声かけから各段階に数十秒~数分かけてやるのが目安です。

その時間内で泣き止む気配が全くなければ次の段階に進み、泣き止みそうになったら、しばらく同じあやし方を続けましょう。

 

 

ここで指摘されているのは、多くのママ・パパが寝かしつけと言えば抱っこや授乳だと思っていて、本当は②で寝付けることが出来るのにわざわざ抱っこや授乳をしてしまうことが多いと言うことです。そうすると赤ちゃんもそれに慣れてしまい、どんどん手厚い寝かしつけが必要な癖がついてしまうと言うことでした。いつも必要最小限のサポートで寝かしつけるように心がけましょう。

 

 

また生後3か月以降では「抱っこ」もどうしてもの時だけにしましょうと指摘されています(あくまで、夜泣き時や寝かしつけの時の話です!赤ちゃんが起きている時は沢山触れ合いましょう)。抱っこを繰り返すと、下すたびに泣いてしまってなかなかお布団の上で落ち着く時間が取れません(背中スイッチと言われるものですね)。すると余計に泣く時間が長引いてしまい、赤ちゃんにとっても、早く寝たいのになかなか寝付けず良くないとのこと。「抱っこ」をしてもあまり落ち着く様子がない場合、数分たったらお布団に下した方が良いとのことです。「抱っこ」で落ち着かない場合、赤ちゃんが本当にしてほしいのは抱っこではないと考えてみましょうとのことでした。

 

 

 

以上、夜泣き、寝かしつけの具体的な対応でした!

色々書きましたが、私も含めて初心者ママ・パパにはなかなか簡単ではないやり方だと思います。泣いている赤ちゃんを目の前にグッと堪えて待つのは自身のメンタル的にもハードそうですし、一緒に住んでいる親族や近隣の方の迷惑になるんじゃないかなと不安になりますよね。ただ、こうした対応をしないといつまでも赤ちゃんが1人で眠るスキルを身に付けられずに、結果的に夜泣きが長引いてしまうと本書では指摘されています。

 

 

ザックリ今回の内容をまとめると、赤ちゃんが夜泣きした場合、まずはママ・パパが深呼吸して時間を測りながら「待って」みる、それでも泣き止まない場合は泣いている理由を「段階的に探して」みすることが大切。また、あやすことが必要な場合も「授乳・ミルク」は最終手段、「抱っこ」も極力避けて、必要最低限のサポートで寝かしつけることが赤ちゃんの「1人で寝つくスキルを身に付ける」には重要と言うことですね。

 

 

 

こちらを読まれた方の中には、赤ちゃんが泣いているのにすぐに駆け付けて対応しないのは、赤ちゃんの精神面の発達に悪い影響を与えるのではないか?と言うように思う方もいらっしゃるかもしれないのですが(私も実はそう思っておりました!)、本書ではこうした対応やねんトレ(ねんねトレーニング)が赤ちゃんの心の成長には悪影響を与えないと言う医学研究を複数紹介されており、信じるに足るやり方ではないかと思います。

 

それでは次回の記事は、上記の夜泣き・寝ぐずり対策の基礎となる生活習慣や寝室環境の改善について、紹介したいと思います。

 

最後まで読んでいただき有難うございます!