syamaguchi0730のブログ

父親になったら急に必要になった!幼児教育、お金のこと、について更新していきます!

初心者ブログを収益化してみたい!

 お久しぶりです!

近頃、ブログを収益化してみたい!と考えているのですが、どうやったら収益化できるのか?そもそも何で収益化しようと思ったのか?など、自分の頭の整理も含めて、記事にしていきたいと思います(; ・`д・´)完全なる雑記ブログですね~💦

 

既にブログでお金を稼いでいる方はたくさんいらっしゃると思いますが、ブログの収益化に興味がある方、また私と同じように副業に興味はあるものの何が一番いいのか悩んでいる方のご参考になればいいなと思っています!

 

それでは早速見ていきましょう!

 

ザっと整理してみたのですが、私がブログで副業を行おうと思った理由は主に以下の3つだと思います。

①収益化のためのハードルが低そうだから

②ブログ運営というスキルは今後も活かせそうだから

③学習中の幼児教育などのアウトプットの場として活用できそうだから

 

 簡単にひとつずつご説明します。

①収益化のためのハードルが低そうだから

これが一番大きい理由になると思いますが、ゆくゆくは副業それ自体である程度収益化できればいいな~と夢見ておりますが、まずは個人事業主として青色申告を行うことで、その所得税控除(年間65万円)や経費の按分を使って家賃などを経費にすることで税金のメリットを受けようと考えております!

 

もし、理解に誤りがあればご指摘いただきたいのですが、これまで私が調べた範囲では青色申告を行うには手続き上やらないといけないことは色々あるかと思いますが、事業自体は継続して収益をあげる仕組みを整えていれば良いため、最低〇〇万円稼げていないと認めれない!などのことはないと理解しております(´・ω・)

 

こうした理由から、せどりYouTube、また自分のスキルを時間単位で売るといったような副業は、ブログに比べ収益性は高いかもしれませんが、始めるまでのハードルが高いように感じたのでブログによる収益化を考えました。

 

②ブログ運営というスキルは今後も活かせそうだから

私は将来的に保育園などの教育関連で仕事をしたいな~と思っております。ここ最近、私自身、保育園探しをしたのでよく分かるのですが、まずそうした施設を調べるにはホームページやブログを見て施設の雰囲気であったり、保育内容を調べました。

 

そのため文章力、わかりやすいHPやブログ運営、人の興味を引くような工夫と言ったブログを通して得られるスキルは今後の私がやりたいことにも生きると思いました。

 

③学習中の幼児教育などのアウトプットの場として活用できそうだから

私は現在、幼児教育に関する学習を進めていますが、基本的には関連する書籍を読んだり、知り合いのパパ・ママ、地域の保育士さんや助産師さんから教えてもらって学ぶことが多いです。

 

もちろんこうしたインプットの機会をこれからどんどん増やしていきたいとは思っておりますが、それ以上に自分の理解を整理するためにもアウトプットの場がほしいなと考えておりました。

 

そうした意味でも、ブログは学んだことの忘備録にもなりますし、アウトプットを通して自分の理解を整理できる機会にもなるため、いいなと思いました!

 

他にも、うまく見てくれる方が増えれば稼げる金額が大きくなる可能性があり、文章を書くことも嫌いではない等といった理由もありますが、主な理由は上記の3つとなります。

 

次からは実際に、どうやってブログの収益化を始めればいいんですか?ということについて書いてきたいと思います!!

 

私もブログの収益化は初めてですし、これから学びながらトライアンドエラーでやっていこうと思っているので、同じようにこれから始めたいと思っている方には、反面教師としても参考になるかと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

では!また!!

エクストリーム幼児教育~子供の脳は肌にある編④~柔らかい身体

お久しぶりです!
前回の記事で、共感が生まれるには模倣が必要だ!と紹介しましたが、今回は模倣が起こりやす人と起こりにくい人について書いていきたいと思います。
 

山口創「子供の「脳」は肌にある」では、これは性格の違いと言うよりも体の状態の違いによって生まれるもので、「模倣」がうまく起こるためには「柔らかい身体」が必要と説明されていました(; ・`д・´)柔らかい身体ってなんじゃ?

 
それでは早速、見ていきましょう!

○なぜ身体が硬くなってしまうのか?

子供は誰でも生まれたころは自然と模倣が起こる柔らかい身体を持っていると前回の記事ではご紹介しましたが、幼いころに親から叱られたり、虐待を受けてきた子供達は、普段から顔や身体の筋肉に知らずに力が入っており硬直してしまっているそうです💦
 
これは、幼いころから叱られたり罰せられたりするたびに、身を守ろうと体を硬くしてきた結果、筋肉が慢性化してしまった結果とのこと、確かに大人でも怖い時とか上司に怒られたりしたら、自然と身体が硬くなってしまいますよね(>_<)
 
このように筋肉が慢性的に緊張していると、感覚に気づきにくくなり、体のフィードバックがうまく働かなくなってしまいます。
 
すると人が笑っているのを見たときに、そこから素直にプラスの意味を認知することが出来ずに、例えば敵意のニュアンスを知覚してしまったり、親切にされても素直に喜ぶことが出来ずに、むしろ何か裏にあるのではないかと身体を硬直化させてしまったりするようになってしまうと言うことでした。
 
虐待や叱りすぎと言うことは、こういうところにも影響を及ぼしてきてしまうんですね。。。
 
こちらが模倣が起こりにくい身体になってしまう理由でした!

○身体が硬いことによる影響

次に身体が硬くなってしまうとどんな問題があるのよ~点を紹介させていただきます。虐待の疑いがあった小学校の児童C君のエピソードです。
 
C 君は最初のうちは誰とも打ち解けようとせず、体を硬く縮こまらせたようにビクビクしていました。人から触れられることを極端に嫌がり自分から触れることもありませんでした。
 
しかし周りの大人がC君に触れる回数を多くしていくと、次第に自分から握手を求めてきたり、抱きついたりすることが多くなりました。
 
数ヶ月経つとC 君は隣の教室の女の子のことが好きになったようです。近寄っていってはニコニコ笑いながら抱きしめます。
 
しかし、あまりに強く抱きしめるため、その女の子は C 君に恐怖心を抱くようになってしまいました。C君が来るだけで涙を流してしまい、抱きつかれると恐怖心から引きつったように泣き出してしまう。しかし、C君の方は一向に気にしないで一方的にはしゃいでいるだけだった。そのためC 君を女の子から引き離さなければならなくなってしまった。
 
と言うエピソードが本書では紹介されてました。
このC君の行動から2つのことが読み取れます!
 
一つは両親から暴力を振るわれたり、厳しすぎるしつけを受けていたために、人に触れることや甘える事が出来ず心を閉ざしてしまっていましたが、周りの大人たちの働きかけにより、触れることの楽しさを知ってからは誰よりもスキンシップを求めるようになったということ。
 
そして二つ目は、好きな子ができた時、彼女を持つ彼女を感情を持つ 一人の人間として尊重することができなかったということです。
 
両親から虐待を受けていたC 君は体が慢性的に緊張してしまっていたと想定されます。そのため、①心を閉ざしてしまう、②共感が出来ないと言う2つの課題があったものと思われます。周りの大人たちの働きかけにより①は少しずつ解かれたものの、これまで身体が硬くなっていたことにより模倣による共感がうまく出来ていなかったのかもしれません。そのため、女の子が嫌がっていることを共感できずに、自分が最近覚えた触れることの楽しさを一方的に女の子に求めてしまったのかもしれません。
 
なんとなく、こういうのって大人でも当てはまるケースがありそうですよね。。。

○身体を柔らかくする

こうした硬くなってしまった身体を柔らかくするために効果的なのが、なんとマッサージと言うことです(; ・`д・´)な、そのまんま!!
週に一度ではありましたが、マッサージをされると C 君はとても安心して落ち着いて「もっとやって」とせがむこともしばしばだったとのことです。
 
この時とても柔らかく丁寧にマッサージすることで「C君を大切にしているよ」「 C 君はかけがえのない人間だよ」というメッセージを愛情を込めて送るようにしたそうです。そしてマッサージをしてあげた後は逆にC君にマッサージをしてもらうことにしました。1ヶ月も続けていると、次第にC君の表情も変わってきて、女の子を無理に抱きしめることもなくなったのでした。
 
このC君のエピソード以外にも、マッサージを行うことで保育園や幼稚園の問題行動を起こしている生徒数が減少したと言う結果の実験が沢山あるそうです!!
 
最後に、著者がマッサージの大切さを説明している個所を引用します。
 
「マッサージをすることは相手に尊重していることを伝え、また体の模倣の能力を高めるための絶好の手段であるということが分かる。手を温めて優しくマッサージをして筋肉の緊張を解きほぐしてあげる。マッサージは人の体に直接触れるから、無意識のうちに力が入ってしまっている部分がよく分かり、その緊張に気づきやすくなる。人の肌の感触というものは暖かくて心地よいのだということを体に覚えさせる手段にもなる。
 
マッサージによって硬くなった筋肉のしこりがほぐされるにつれて、心の緊張もほぐれていく。そしてマッサージをする人とされる人との間に深い情緒的な関係を築くことにもなる。
 
またマッサージというのはコミュニケーションである。 一人が一方的に相手にしてあげるだけのものではない。親が子供にマッサージをする時には子供の心の状態をうまく察知して最も気持ちいい部分に気持ちいい振り方でくれるようにしてみて欲しい。どうすれば親の子供に対する思いやりの心は必ず伝わるものである。
 
そして今度は役割を変えて子供にマッサージしてもらうといい。子供は親の方や背中に直接触れその大きさや硬さなど色々なことを感じ取るに違いない。いつもは離れて喋っていた親の体にじかに触れてみることでその存在の大きさを感じるに違いない。そんなやり取りが親子が互いを知り思いやる気持ちに繋がっていく。体と体でコミュニケーションが成立するボディートークは言葉のやり取りは一味も二味も違ったはるかに大きな効果を期待できるのである。」
 
ここまで思いやりを育てるには?という観点で身体の模倣について見てきましたが、それには身体感覚、そして肌の感覚を鋭敏にすることが、気持ちをよどみなく汲み取り、思いやりの気持ちを育むことにつながるということがわかりました!
 
また、そのためには筋肉に余計な緊張を与えるような負のスキンシップをできるだけ避け、逆にマッサージなどの体を柔らかくして、心までほぐすようなスキンシップを増やすことが重要であるということが分かりました。
 
幼児教育に関する本はたくさん出ていると思いますが、「脳」教育の重要性が語られているものが多く、心育ての観点から、肌や身体同士の触れあいについて書かれているものは少なく、そうした意味でも、本書は大変興味深い内容でした。
 
また、この本では「脳」がよりよく成長するためにも「肌」の触れ合いが大切と言う点が様々な研究や実験から説明されており、 著者の言う「肌は露出したの脳」 ということがなるほど~と言う感じで理解できました。
 
肌は脳とは異なり、具体的に目の前にあって触れることができるものですので、これに着目して幼児教育を考えるのも面白いのではないかと思いました!!
 
家でもPちゃんに対して、今以上に肌のスキンシップを増やして、私も含めて肌感覚を磨くことを取り組んでいきたいなと思いました^^
 
長文となってしまい 恐縮ですが、最後までお読みいただきありがとうございます!
では!また!!

エクストリーム幼児教育~子供の脳は肌にある編③~共感のメカニズム

お久しぶりです!
今回は具体的に、思いやり、共感がどのように生まれるのか見ていきたいと思います!
参考文献は引き続き山口創さんの「子供の「脳」は肌にある」です。
 
結論から申し上げると、本書では思いやりや共感は「模倣」から生まれると説明しているんですね。これは「顔のフィードバック仮説」と言う考えに基づいて説明されているとのことですが、っていきなり言われても何のこと!?ってなりますよね。
 
これは人はさまざまな感情を感じたときに、その感情特有の表情を顔に表出しますが、そうした表情を表出させることにより、その感情を感じる強さがさらに強まる、という説です。
 
「辛いときこそ笑顔で!」などのセリフは聞いたことがあると思いますが、これは気持ちは全然晴れない時でも、無理やりにでも笑顔にすることで、表情から感情を変えることができると言うような考えで、こちらは複数の研究でその効果が証明されていると言われています。
 
本書では共感が生まれるメカニズムをこの説に基づいて以下のように分析しているんですね。
(A) モデルが感情を感じる
(B) モデルが感情を表出する
(C) 私がモデルと同じ表情をする(無意図的)
(D) 私がモデルと同じ感情を体験する。
 
図で表すと以下の感じです。

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つまり、共感や思いやりというのは、頭で考えた感情が先にあるのではなく、まず相手の表情や動作を無意識に模倣する、模倣したことで、共感や思いやりが生まれるということなんですね(; ・`д・´)
 
そのため、思いやりのある行動をとれる子になるためには、いかに「模倣」できるかと言うことが大事になるということなんです!!
 
他方、驚いたことに「模倣」は実はみんなに備わっている能力らしいんです!そして、それは幼いころから無意識的に行われているということなんですね(; ・`д・´)
 
以下、本書で紹介されていた例です。
 
生後6か月のB君に半割したレモンを口にさせて大変酸っぱい顔をした。5分後大人がB君の目の前でまたレモンを口にすると、B君はまるで自分がレモンを食べたかのようにたまらなく酸っぱそうにした。
 
これは相手が感じているはずの感覚を自分の体を通して体現して(模倣して)、それにより相手の心を理解している例ですね。
 
生後6か月の子供がこうした模倣を無意識的にしていることに驚きですが、こうして子供は模倣を通して、様々な感情を学ぶようにできているんでしょうね(´・ω・)おもしろい!!
 
但し、問題はここからです!!
幼いころは全ての子供が無意識的に身についている「模倣」ですが、これは成長するにつれて、模倣をしやすい人としにくい人が出てきてしまうそうなんです💦
そのため、そこから共感できるか、共感できないかの差がでてきてしまうと。。。
 
それでは、その違いがなぜおこるのか!次回で見ていきたいと思いす(; ・`д・´)
では、また!

エクストリーム幼児教育~子供の脳は肌にある編②~思いやりの基礎

お久しぶりです!

先日に引き続き、山口創さんの「子供の「脳」は肌にある」から思いやりの基礎についてみていきましょう(; ・`д・´)

 

子供には他人を共感できる人、思いやりをもった人になって欲しいと思いますが、具体的にはどうしたらいいのか?ってなかなかわかりませんよね。本書ではこの問いに答えてくれておりましたので、私と同じような疑問を持っている方は参考にしていただければと思います!

〇電車でお年寄りに席を譲りますか?

 

本書ではまず思いやりのある行動がどのように生まれるのか分かりやすい例が示されていました!

 

電車で座っている時にお年寄りが乗ってきたとして「席を譲らないといけないな」と考えて席を譲るのと、「立っているのはつらいだろうな」と相手の感情を察してゆずることの違いを見て欲しいとのこと(´・ω・)

 

どちらもお年寄りに席を譲るという行動はなされているわけですが、前者は道徳の知識やマナーとしての行動であるのに対して、後者は思いやりとしての行動になりますね。この場合、行動は同じでも背後にある動機に着目すると心の動きは全く異なっています。

 

内心、本当かな~( ̄▽ ̄)とは思いましたが、現代の日本の若い人は諸外国と比べると思いやりの心が低いと言うデータがあるそうなんですね。そうしたデータもあり、最近、一部では道徳教育復活の声も盛んに唱えられているとのこと。。。

 

上記の例で考えてみると、電車の中では「お年寄りや体の不自由な方に席を・・・」「携帯電話の電源を・・・」などと毎日うんざりするほど連呼されるアナウンスが聞こえてきますが、思いやりのある行動が沢山とられている訳ではないと。

 

つまり、思いやりのある行動をとるべき!と言った知識やマナーは十分に発信されていいて、多くの人がそれを頭では理解出来ていたとしても、なかなか行動に移すところまで至らないと言うことなんですね(´・ω・)

 

そのため、本書では思いやりのある行動をとるには知識やマナーとして知っているだけでなく、相手の立場に立って考えられるか、結局、共感できるかと言うところが大事になってくると本書では紹介されてました。う~む、なるほど( ̄▽ ̄)

 

〇思いやりの能力はいつごろから

思いやりや共感の能力は一般的にどのくらいの時期から身に付くものなのでしょうか?

 

発達心理学の研究では、すでに一歳半で、自分の行為の結果を理解している兆候が出てくるようで、二歳になると何か悪いことをしてしまったという罪悪感を顔の表情などで表わすようになるそうです。また三歳を過ぎる頃になると、泣いている友達がいると一緒に泣き出したり、友達と一緒に笑い合ったりするようになると言うことが分かっているんですね。

 

子どもというのは幼ければ幼いほど自己中心的ですが、幼少期の親との関わり合いの中で、少しずつ思いやりの気持ちが生まれてくるため、性急に思いやりを子どもに求めてしまうと、一見すると思いやりを示すような行動をすることはあるが、それは親に誉められたいからであったり、叱られないためであったりして、本物の思いやりからの行動ではないことがあるとのことでした。

 

1歳半や2歳で自分の行動の結果を理解しだすと聞くと、お~想像してたよりもかなり早いんだなと思いますが、それでも幼いころは自己中心的な考え方が大半を占めており、少しずつ成長するについて相手のことを理解出来てくると言うことなんですね。

 

ですので、あまりに小さい内から〇〇には優しくしなさい!思いやりのある行動をとりなさい!と言っても、まだそれを考えられるところまで発達していないと、本当の共感、思いやりと言うところは理解できず、親に怒られないため、親に褒めてもらうための行動をとってしまうということで、これじゃ意味ないですよね~( ̄▽ ̄)

 

難しいんでしょうが、子供の様子を見て、ゆっくりゆっくり教えていけたらいいんだろうな~と思いました💦

 

〇思いやりを生む基礎

また、生まれたばかりの乳児にとって、最初に経験する「思いやり」は、泣いたり笑ったりしたときに、親がとってくれた対応になるとのことです。子供が「泣く」という行動は、不快や苦痛や恐れの表現であり、同時にそれらを取り除いてほしいという要求でもあります。その気持ちに親が反応・共感し、不快の原因を取り除いて心地よい状態にしてあげることによって、子どもは共感的に理解してもらったと感じます。

 

すると子どもの情緒は安定し、不快なときにはいつでも親が対処してくれる、という基本的信頼感をもつようになるとのことです。

 

このような温かい情緒的なやりとりが、「思いやり」を育むための基礎になると考えられているそうなんですね。「思いやり」の心を育てるためには、まず他の人から十分に「思いやられた」という経験が基礎として必要とのこと。

 

「思いやり」は「思いやられること」でしか生まれないとまとめられてました!

 

次回からもう少し具体的に思いやりのメカニズムについて、本書を参考に見ていきたいと思います(;・`д・´)

 

では、また!

エクストリーム幼児教育~子供の脳は肌にある番外編~母子関係!!

お久しぶりです!

またまた山口創さんの「子供の「脳」は肌にある」から、人を信頼する人になるには?自分の欲求と他人への依存のバランスをうまく取ることができるような人になるには?どうしたら良いか本書で紹介されていた点が面白かったので書いていきたいと思います(; ・`д・´)

 

対人関係は大人になってからも、大きな悩みごとの一つだと思いますが、他人と親しくなることが難しい、他人を信用できないと言った対人関係や恋愛関係の得意、不得意が実は幼少期の母子関係に起因しているということでした!!

 

私も人間関係では色んな悩みを抱えておりますが💦出来れば自分の子供には安定した人間関係を形成できる子供になって欲しいですよね(; ・`д・´)

 

そういう方には参考になる話だと思いますので、早速見ていきましょう! 

 

〇母子関係の3つのタイプ

本書では、子どもが母親に対して、泣いたり笑顔を見せたり、後を追ったりと言う愛着をもめる行動を示した時に、母親がどのように反応するかについて母子関係を3つのタイプに分類しました。

 

タイプ1:安定型

子供の欲求に即座に反応するタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、母親を安全基地として頼ることが出来るため、不安になることが少なく、そこから探索行動へと発展していくことができる。

 

タイプ2:アンビバレント

子供の欲求にはなかなか反応しないタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、不安におびえてよく泣く。少しでも母親が離れると分離不安を示すため、探索にでかけることも少ない。

 

タイプ3:回避型

子供の欲求に拒否的に反応するタイプ。このタイプの母親に育てられた子供は、拒否される辛さをあらかじめ回避しようと言う防衛反応を起こして母親と距離をとろうとする。

 

ん~どれに当てはまりますかね(=_=)おそらく多くの人はタイプ1の安定型かな~と思いますが、様々な家庭の母子関係を調べてみたところ、統計的にはタイプ1が約6割、タイプ2が約2割、タイプ3が約2割と、想像していた以上にタイプ2・3の家庭も多いらしいです( ゚Д゚)へぇ~

 

これらの母子関係が成人後の対人関係にどう影響してくるか研究を行ったところ以下のような結果が分かりました!

安定型に分類された人は「他人と親しくなるのはたやすく、他人に頼ったり他人に頼られたりするのが好きだ」と回答する人が多く、アンビバレント型は「他人は自分が望むほどには親しくしてくれない」「人に溶け込みたいが逃げられてしまう」と回答したとのこと、また回避型は「他人と親しくするのが嫌い。他人を完全には信頼できないし、他人に頼ることなどは出来ない」と回答する人が多かったとのことでした。

 

またなんと幼少期の母子関係は、成人後の恋愛関係にも影響を及ぼすと言う研究結果もあるそうで( ゚Д゚)マジか~

 

安定型の人は恋愛関係において幸福や安心感、親しさ、信頼などの勘定を多く体験できることがわかったとのこと。 他方、アンビバレント型は他社両価的感情をもつため不安定になりやすく、相手の反応に敏感に左右される。例えば相手に一目ぼれしたり、のめり込んだり、必要以上に嫉妬したりと感情の起伏が激しいのがこの型の特徴だった。回避型は、他者への不信感が強いため他社の行為や関心を過小評価し、親密な関係をもつことに不安や恐れを抱きやすい傾向が見られたとのことでした。

 

このように親子の愛着のタイプが成長してからの対人関係、恋愛関係と密接に関係していることが明らかになったそうですが💦

結論としては子供の気持ちに親が即座に答えていれば子供の中に基本的な信頼感が育まれ、将来にわたって人を信頼し、親密な関係を長く続けていくことにつながるとのこと!

 

もちろん幼少期の影響が全てではないものの、大いに関係しているとの研究結果があるとのことでした(*'▽')

 

場面場面で子供の欲求にすぐに答えられないことも多々あると思いますが💦(私も、子供が泣いても咄嗟に対応できず、もうちょっと待って~と言うことが多々あります(>_<))できる限り子供には親と子の関係を通して人を信頼できるこどもになってもらいたいですよね!

 

以上、母子関係が成人後の対人関係や恋愛関係に影響しているでした!!

では、また!!

エクストリーム幼児教育~早期教育の弊害編②~子供の自主性!

お久しぶりです!
またまた、先日の山口創さんの「子供の脳は肌にある」から、早期教育の弊害ということで、自分への戒めも込めて記事を書いていきたいと思います(; ・`д・´)

早期教育が心に与える影響

子供に知的な活動を促すことは大切なものの、時期であったり、子供の様子を観察することは非常に大切だと思います。
 
本書では、早期教育について、商業ベースで早ければ早いほどよいとばかりにまだ1,2歳の子供に英語や文学作品を読んで聞かせることの子供の「心」に対する影響について書かれていました!
 
まず子供の「意欲」に注目すると1,2歳の赤ん坊が自分から英語を習いたい九九を覚えたいと言うおもうはずはないですよね( ゚Д゚)
 
むしろ「遊びたい」「いたずらしたい」と言う気持ちにあふれていると思います(; ・`д・´)ひゃー手がかかる笑💦
 
そういった欲求を満足させる前に、必要だからとばかり、大人のさせたいことを無理やり押し付けてしてしまうことはどうなんでしょう。
 
確かに優秀か?と言う観点では他の子より英語ができたり九九が言えたりすれば、優秀と言えるかもしれませんが、遊びたい、体を動かしたいと言う自然の欲求を抑えてしまうと、後々になって自発性の乏しい、やる気のない子供になってしまうこともあります(=_=)
 
また、子供の意欲を無視し続けたことにより、子供が「お父さんが怖いから」「お母さんが誉めてくれるから」と言うことだけを判断基準に行動するようになると、人の顔色をうかがって行動することが習慣になってしまう。
 
自分のしたいことや言いたいことを主張できず、人に喜ばれること、人と合わせることをだけを考えて行動してしまうようになる。
 
またこうした子供は、一見、熱心に勉強しているようでも、自発的な意思でやっているわけではないため、成長する過程で目的を見失い、破綻し、「うつ病」や「燃え尽き症候群」になる例も見受けられると本書では書かれていました。
 
まぁ、上記は極端な例でもあると思いますし、行動の判断基準が人の顔色を窺ってと言うのは正直、誰にもあることなんじゃないかな~と思います。私も普段人の顔をめっちゃ伺います。笑💦
 
ですので、大事なのは早期教育!成績!と言うことを行き過ぎるとこうしたリスクもあると言うことを知った上で、考えてみることなのかな~と思います。
 
こんな子供になって欲しい!と言う気持ちは人それぞれ違うと思いますし、もしかしたら1,2歳で英語や九九を覚えるのに夢中になってしまう子供もいるかもしれないですしね( ̄▽ ̄)笑
 
と言うことで、早期教育が心に与える影響でした!
では、また!

エクストリーム幼児教育~早期教育の弊害編①~生きた体験!

お久しぶりです!
昨日、ご紹介した山口創さんの「子供の脳は肌にある」で、共感性や心の優しい子にするにはどうしたいいのか?と言うところを具体的に見ていく前に、「早期教育への弊害」として、なかなか厳しいことを言われていたので、自分への戒めも踏まえて、面白いな~と思ったところを部分的に紹介したいと思います!
 
◎早期に知識を詰め込む学習の弊害①~抽象的な考えをする前に生きた経験が必要~
 
もともと知識と言うのは、まず目の前の具体的な物事に関する知識が身について、そこから抽象的な知識が発達していくとのこと!
順序があるんですね、知らなかった~( ゚Д゚)
 
スイスの心理学者ピアジェの観察では、7~12歳くらいまでの時期は「具体的操作期」とよばれ積み木などの目の前の具体的な物事の操作なしには計算などの抽象的な物事の操作なしには計算などの抽象的操作がうまくできない。12歳以降の「形式的操作期」になると、目の前の具体的な事物がなくても抽象的な言葉や数字の操作ができるようになると言われています。
 
つまり、知識と言うものが本当に生きた知識として身に付くには、まず何らかの具体的で情緒的な物事の操作を通じての感覚・感動を伴う必要があると言うことだそうです。
 
目の前で起こった事実に通じて「そうなんだ!」「おもしろい!」と目を輝かせるリアルな体験が感情や感覚を伴って得た知識と言うのが、生きた知識としていつでも引き出すことが出来ると言うことです!( ゚Д゚)
 
家や塾の中で引きこもって勉強ばっかりしてないで、色んな所におでかけして、本物を体験した方が良い!というのはこういうところからきているんですね( ̄▽ ̄)
 
また上記では、12歳あたりが抽象的思考が出来るかの分かれ目と言われていますが、この年齢はもっと低いともいわれてます。
 
 
ちょうどそれが、所謂お受験の時期くらいにくるらしく、お受験の試験科目はもちろん抽象的な思考を求められることがたくさん出てくると思いますが、これが子供によって抽象的思考ができる段階になっているのか発達に違いがあるため、潜在的にはそうした抽象的思考もできる能力があったとしても、まだその段階にきていないと成績が悪いと言うことになってしまいます💦
 
 
具体的操作期なのに無理やり抽象的なことばかり勉強させても効率が悪いばかりか、抽象的思考の基礎ともなる具体的操作の体験が疎かになってしまいますね( ゚Д゚)
 
ですので、子供がいまどの段階にあるのか観察することは大切ですし、まずは実体験を伴った生きた知識を得ることが大切と言うことは覚えておきたいですね!!
 
私もPちゃんがもう少し大きくなったら色んなところに連れていきたいと思います(; ・`д・´)
 
では!また!
 

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